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怪文書:学園微エロss1 [2020/04/08 20:21] serf [深淵とれむっふ] |
怪文書:学園微エロss1 [2023/01/07 04:53] (現在) moerutoukon |
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- | ====== 写真 ====== | + | ====== 深淵の裸の写真 ====== |
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340名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/24(水) 21:42:26.79>>344>>351>>352>>740 | 340名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/24(水) 21:42:26.79>>344>>351>>352>>740 | ||
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</poem> | </poem> | ||
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- | * [[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1540010834|【batman】クッキー☆投稿者崇拝スレ【ロドリゲ】]] | + | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1540010834|【batman】クッキー☆投稿者崇拝スレ【ロドリゲ】]] |
- | ====== サイコホラー ====== | + | ====== クッキー☆動画投稿者の学習態度表 ====== |
+ | <poem> | ||
+ | 491名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/25(木) 22:54:08.68>>496>>504 | ||
+ | クッキー☆動画投稿者の学習態度表(成績の良い順) | ||
+ | |||
+ | ・クレヨン君 | ||
+ | 学校教育など彼の前では児戯に等しい。授業中は瞑想に励んでいる。 | ||
+ | |||
+ | ・竹パイペン | ||
+ | 熱心な方ではないが成績は良い。必要と思ったことをノートに書き込む程度。 | ||
+ | |||
+ | ・しりり | ||
+ | 授業中に携帯電話を弄る屑。テスト期間中に知り合いのノートをコピーする。成績は中の上。 | ||
+ | |||
+ | ・にす | ||
+ | 一般的な態度。成績も並。授業の終わり際に勃起して起立できないときがある。 | ||
+ | |||
+ | ・remmuh | ||
+ | 真面目に授業を受け、ノートもきちんととる。しかし、ノートの見栄えやお絵描きに夢中になりすぎて肝心の内容はあまり理解できていないことが多く、赤点をとることもしばしば。 | ||
+ | |||
+ | ・深淵 | ||
+ | remmuhなどの赤点仲間に自分の方が点数低いと自慢するが無視される。 | ||
+ | </poem> | ||
+ | ---- | ||
+ | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1540010834|【batman】クッキー☆投稿者崇拝スレ【ロドリゲ】]] | ||
+ | ====== 深淵もまたこちらを覗いている ====== | ||
<poem> | <poem> | ||
552名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/26(金) 20:37:16.82>>555>>559>>561>>564>>594>>595 | 552名無しさん@お腹いっぱい。2018/10/26(金) 20:37:16.82>>555>>559>>561>>564>>594>>595 | ||
ライン 37: | ライン 62: | ||
</poem> | </poem> | ||
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- | * [[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1540010834|【batman】クッキー☆投稿者崇拝スレ【ロドリゲ】]] | + | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1540010834|【batman】クッキー☆投稿者崇拝スレ【ロドリゲ】]] |
* 上位カーストの初出 | * 上位カーストの初出 | ||
ライン 492: | ライン 517: | ||
* 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1544604327/|【ともきち】クッキー☆投稿者崇拝スレ【おこしげ】]] | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1544604327/|【ともきち】クッキー☆投稿者崇拝スレ【おこしげ】]] | ||
- | ====== 深淵一人合作 ====== | ||
- | <poem> | ||
- | 307名無しさん@お腹いっぱい。2018/12/31(月) 22:31:04.12>>321 | ||
- | 橙色の常夜灯の下、薄暗い室内にかすかに響く押し殺したような吐息 | ||
- | 頭まですっぽりと覆った掛け布団の下で規則的な動きを繰り返す深淵 | ||
- | 「あ……」 | ||
- | その喉の奥からあの最後の日、しりりから「澄み渡るクリーントーン」と | ||
- | 評された声が漏れ、せわしなく続いていた動きがぴたりと止んだ | ||
- | まだ紅潮した顔で荒い呼吸を繰り返したまま布団の中から出した手を | ||
- | 顔の前にかざし、その濡れた指先を眺めていつもの自己嫌悪に陥る | ||
- | 汚した下着を履き替え再び床につく深淵―――だが、夜は……長い。 | + | 次>> [[怪文書:学園微エロss2]] |
- | なかなか寝付かれずにいるうちにしりりとの「合作」の約束を思い出し | + | |
- | その手は独立した意志を持つ蜘蛛のように着衣の下へと這い込んだ | + | |
- | </poem> | + | |
- | ---- | + | |
- | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1544604327/|【ともきち】クッキー☆投稿者崇拝スレ【おこしげ】]] | + | |
- | ====== ミミズ ====== | ||
- | <text> | ||
- | 678名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/19(土) 21:58:40.88>>679>>683>>685 | ||
- | 「深淵ってさあ……最近ちょっと調子に乗ってなくね?」 | ||
- | 「あいつ絶対自分のこと可愛いと思ってるよね」 | ||
- | 「陰キャのクソメンヘラのくせに勘違いしてんじゃねーよって感じ?」 | ||
- | 取り巻きの上位カースト女子たちによる深淵評に腕組みをしたまま時折頷いて聞き入るれむっふ | ||
- | 集団の中心で一人だけドッカと椅子に座し、ときどき脚を組み替えては手首から先だけを動かして | ||
- | 上に向けた手のひらで「もっとやれ」っと煽る | ||
- | |||
- | 「……そろそろ〆たほうがよくね?」 | ||
- | 「でもあいつガッチリ鎧着込んでるからボコれないじゃん」 | ||
- | 突然ガタッと音を立てて立ち上がるれむっふ | ||
- | 思わず一歩引いた上位カースト女子たちを首領の風格で一渡り見回した後、おもむろに口を開く | ||
- | 「いい考えがあるれむ」 | ||
- | |||
- | 放課後、鎧をガチャガチャ鳴らしながら逃れようとして暴れる深淵を必死に押さえつける女子たち | ||
- | 「れむっふさん、抑えました!で、どうするんですかこいつ……!?」 | ||
- | 満面の笑みをたたえながらゆっくりと歩を進めるれむっふが手にしている桐製の小箱を見た瞬間 | ||
- | 手下たちの表情が凍り付き、緊張と狼狽の空気が場を覆った | ||
- | 「れむっふさん、さすがにそれは(やりすぎじゃ……)」 | ||
- | |||
- | 「い~い格好れむねぇ……特にその反抗的な目、いいねぇ?ゾクゾクするよぉ~(ICGのパクり)」 | ||
- | 「これ知ってるれむか?川釣り師の間では『キジ』って呼ばれてるれむねぇ?」 | ||
- | 蓋を開けた小箱に詰まったおがくずの中でうごめくミミズを目にした深淵が恐怖のあまり硬直する | ||
- | 小箱から絡み合ったミミズの固まりをつまみ上げたれむっふの手が、わずかな鎧の開口部である | ||
- | 深淵の目の前でひらひらと躍る | ||
- | |||
- | 「れむっふさん!さすがにそれは……!(二回目)」 | ||
- | あまりの残虐ショーに耐えかねた女子の一人が果敢にもれむっふにすがり付いて圧し留めようと | ||
- | するも、その腕を振りほどきながら小声で呟いたれむっふの「このくらいでヘタレるような臆病者は | ||
- | こいつと同じ目に遭わせてやるれむよ」の言葉に心底震え上がり、思わずその場にへたり込んだ | ||
- | 「もういいれむ!こっから先はれむ一人でやるからお前らはさっさと失せるれむ!」 | ||
- | れむっふの剣幕に恐れを成して一人二人と立ち去る上位カースト女子たち | ||
- | |||
- | 取り巻きの最後の一人が立ち去ったことを見届け、小箱を放り出して深淵を抱き起こすれむっふ | ||
- | 「れむにはいちおうその……あいつらの前で示さなきゃいけない面子みたいなものがあって……」 | ||
- | 「ううん、いいの。深ちゃは全部分かってるから」 | ||
- | 「……ところで、その鎧というか甲冑って一人じゃ着られないし脱ぐこともできないよね。じゃあ本当に | ||
- | ミミズ入れられたりしたら大変なことになってたれむねぇ……で、『誰に』着せてもらってるれむか?」 | ||
- | 「……!///」 | ||
- | 慌てて目をそらす深淵 | ||
- | 「あ、ふーん(察し)。じゃあその鎧を着せてくれる『彼』とはもうこっそり”合作”しちゃった……とか?」 | ||
- | |||
- | れむっふが再び深淵を突き倒す | ||
- | ガチャリと音を立てて仰向けに倒れ込む深淵 | ||
- | 放り出した小箱を拾いなおしたれむっふは深淵を踏み付けたままその蓋を開け、そして――――。 | ||
- | </text> | ||
- | ---- | ||
- | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1544604327/|【ともきち】クッキー☆投稿者崇拝スレ【おこしげ】]] | ||
- | |||
- | ====== 買い物するカップル ====== | ||
- | <text> | ||
- | 75名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/10(日) 23:25:33.82>>118 | ||
- | 閉店間際のスーパーで半額シールが張られた刺身を物色するれむちゃ | ||
- | (このマグロの柵はツマに血が染みてて鮮度がヤバそうれむね…漬けにすれば意外とイケるかも) | ||
- | (こっちの切り落としはサーモン多めれむね…明日のお弁当にする海鮮丼ならこっちもありれむ!) | ||
- | |||
- | 背後から鮮魚コーナーを通りがかった男女の会話が聞こえる | ||
- | 「今日は何にしよっか?おさかなとかどう?」 | ||
- | 「…なんでもいいよ」 | ||
- | 「もう!いつもそうなんだから」 | ||
- | 「お前が作ってくれる物ならなんだっておいしいって言ってんだよ」 | ||
- | 「……!///」 | ||
- | |||
- | (なんだこのバカップル!?それにしてもこいつら二人ともどこかで聞いたような声してるれむね…) | ||
- | ガチャガチャ鳴る金属音が気になりながらも後ろを振り向く気にはなれないれむっふだった―――。 | ||
- | </text> | ||
- | ---- | ||
- | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1549288641/|【仲良子子吉】クッキー☆投稿者崇拝スレ【48】]] | ||
- | |||
- | ====== 深淵とれむっふ ====== | ||
- | <poem> | ||
- | 308名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/15(金) 19:23:47.40>>312>>320>>585 | ||
- | 自己矛盾「しりり兄貴!!!至急連絡くれや!!!!!!!」ボロンッ | ||
- | こんにゃくゼリー桃子「ど゛わぁッ!?アタシ桃子ですぅ~」 | ||
- | 自己矛盾「うるせぇ!イこうッ!!!!!!!!!!!!」ド ン!!!!!!!! | ||
- | こんにゃくゼリー桃子「ど゛わ~気持ちぃ~ど゛わ~」パンパンパン | ||
- | </poem> | ||
- | ---- | ||
- | <poem> | ||
- | 320名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/17(日) 11:27:20.22>>374 | ||
- | >>308 | ||
- | 深淵「え、嘘…しりり、くん…?」 | ||
- | しりり「深淵!?(どうしてこんなところに?)ち、違ッ…!」 | ||
- | 自己矛盾「あ゙ぁ?何がどう違うってんだよ?え?(パンパン)」 | ||
- | しりり「違…ぁハァンッ!…ど゙わぁッ!」 | ||
- | 深淵「…しりりくんが私と『合作』してくれないのずっと不思議に思ってた…でも今、全部わかった気がする」 | ||
- | 深淵「そっか、しりりくんホモだったんだ…そうだよね、ボイスドラマの声優さんも男のひとばっかりだし…」 | ||
- | 深淵「…お幸せにねッ!(ダッ)」 | ||
- | しりり「ちょ、待てよ!(KMTK)」 | ||
- | 自己矛盾「(パンパンパン…)」 | ||
- | しりり「…ぉホォンッ!ど゙わ、ど゙わぁッ!」 | ||
- | 自己矛盾「ククク…(あの女をここにおびき寄せたのは俺の『合作を削除する能力』とも知らず哀れなものよ)」 | ||
- | </poem> | ||
- | ---- | ||
- | <text> | ||
- | 374名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/17(日) 20:16:51.31 | ||
- | >>320 | ||
- | しりりと自己矛盾の濃厚なホモセックスの現場から逃れるように駆け出した深淵 | ||
- | 目じりからは涙がほとばしり口元を押さえた手の隙間からは嗚咽が漏れ出す… | ||
- | |||
- | ろくに前を見ていなかったせいで路上で誰かにぶつかった | ||
- | 「痛ッ!なんだお前!流行らせコラ……って深淵れむか!?」 | ||
- | 「あ、れむっふ……さん」 | ||
- | ぶつかった相手に気付いた深淵はれむっふに取りすがるようにして泣きじゃくる | ||
- | 「ちょッ、何があったれむ?こんなところで……」 | ||
- | 路上で抱き合う少女たち、しかも一人は身も世もない様子で号泣している | ||
- | ここは天下の往来――――。 | ||
- | 周囲から向けられる奇異の目に耐えられなくなったれむっふが深淵の細い肩を | ||
- | やさしく抱いてその耳元にささやく | ||
- | 「何があったかはお前の家で聞くれむ。たしかこっちのほうだったれむね……。」 | ||
- | (れむっふさん、なんで私の家を知ってるんだろう……) | ||
- | あえて疑問は口に出さず、れむっふに支えられるようにして家路へと向かう深淵 | ||
- | |||
- | 「……そうれむか、やっぱりあいつホモだったれむね。」 | ||
- | れむっふの前にティーカップとソーサーを運んでいた深淵の手が一瞬止まり、 | ||
- | 一呼吸分の時間をおいてからそれはそっとテーブルの上に置かれた | ||
- | 「おかしいと思ったれむ。あいつ、れむと合作したときもけっきょく最後まで……」 | ||
- | と、そこまで言いかけたとき、深淵の目に希望の光が宿ったことを見過ごすような | ||
- | れむちゃではない……話題を変えた | ||
- | 「柑橘系のいい匂いれむね、これは……アールグレイ、それともレディグレイ?」 | ||
- | カップを口元に運びながら香りを吟味するれむっふが振り返る | ||
- | 「レディグレイ……ちょっと香りがキツいから好きじゃないって人もいるけど……」 | ||
- | かつての恋敵、れむっふと肩を並べて座ることを避けて後ろのベッドに腰掛けた | ||
- | 深淵がおずおずと答える | ||
- | 「そう、きっと『彼』もこれを好きって言ったれむね。れむもレディグレイ好きれむよ」 | ||
- | 「……!///」 | ||
- | </text> | ||
- | ---- | ||
- | <text> | ||
- | 375名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/17(日) 20:22:45.98>>389 | ||
- | カップを傾けゆっくりと一口だけ含み、カチャリとソーサーの上に置いたれむっふ | ||
- | 「深淵は飲まないれむか?」 | ||
- | 「今は、ちょっと……あ、そうだクッキー☆動画でも見よっか?新着荒らしが湧いて | ||
- | なければいいけど」 | ||
- | 腰掛けていたベッドから身を起こして、PCの電源を入れようと身を乗り出した深淵 | ||
- | その顔がれむっふの真横に並び、揺れる髪がかすかに香った | ||
- | (こいつ、最近本当にかわいくなったれむね……) | ||
- | |||
- | 「……ん゙ぅッ!?」 | ||
- | 抱き寄せた深淵の顔を強引にこちらに向け、驚きの声を上げようとしたままの形で | ||
- | 固まったその唇を自分の口で塞ぐ | ||
- | 苦しげな息をついて身をよじりながらも断固として舌の侵入だけは拒み続ける深淵 | ||
- | れむっふを突き飛ばし、息を荒げたまま目元にうっすらと涙をにじませて問う | ||
- | 「どうして、こんな……」 | ||
- | 「レディグレイの香りを一緒に味わいたかっただけ……れむよォ?w」 | ||
- | |||
- | 腕を掴んで引き起こした深淵の華奢な体を叩きつけるようにしてベッド上に押し倒す | ||
- | (思い出すれむねえ……れむも昔、こんな風に竹お姉さまから「女同士の悦び」って | ||
- | やつを教えられたれむ) | ||
- | ベッド上でれむっふのどっしりとした下半身にのしかかられた深淵が逃れようともがく | ||
- | 「抵抗してもムダれむよ(インチキくさい中国訛り)」 | ||
- | 深淵の体をまさぐっていたれむっふの白魚のようなお手々がスカートの中に潜り込む | ||
- | 「あ、いやッ……そこは、まだしりりくんにだって……」 | ||
- | (いい声で鳴くれむねぇ……どんなVSTプラグインにもこれほど嗜虐心をそそる音源 | ||
- | なんてないれむよ……さすがにしりりくんをたぶらかしただけは、あるれ゙む゙ね゙ッ!) | ||
- | 復讐の喜悦に歪んだれむっふの顔を見上げながら、深淵は声にならない声で叫ぶ | ||
- | (しりりくん……!助けて!) | ||
- | </text> | ||
- | ---- | ||
- | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1549288641/|【仲良子子吉】クッキー☆投稿者崇拝スレ【48】]] | ||
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- | ====== かけつけるしりり ====== | ||
- | <text> | ||
- | 575名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/22(金) 20:51:18.32 | ||
- | 「深淵!居るんだろ?あれは…違うんだ、とにかく話を…俺の話を聞いてくれ!」 | ||
- | 駆け付けたしりりがドアに向かって何度も激しく拳を打ちつけながら声を荒げる | ||
- | (しりり…くん、やっぱり来てくれた……!) | ||
- | れむっふに組み敷かれ、今やすっかり衣服を剥ぎ取られた後の下着姿となって | ||
- | ベッドに横たわった深淵の目に安堵の涙が溢れる | ||
- | |||
- | 「やっぱり来たれむね……未練がましい男。」 | ||
- | 忌々しげにドアのほうを振り返りながら吐き捨てるように呟くれむっふ | ||
- | そして何を思ったかこのタイミングで深淵にまたがったまま自分も服を脱ぎ始めた | ||
- | |||
- | 深淵から合鍵を渡されていたことをようやく思い出したしりりがポケットの中を探る | ||
- | ――――果たして、それはあった。 | ||
- | 鍵穴に差し込み、勢いよくドアを開ける | ||
- | |||
- | 室内の光景を目にしたしりりは玄関に一歩踏み込んだ姿勢のまま凍りついたかの | ||
- | ように硬直して、それ以上一歩も足を先に進めることができなかった | ||
- | ベッドの周囲には脱ぎ散らかされた衣服、そしてシーツの上で半裸のまま互いに | ||
- | もつれ込むようにして絡み合う深淵とれむっふ | ||
- | それは、深淵がれむっふの縛(いまし)めから逃れようと必死に抗う姿だった | ||
- | だが皮肉にもしりりの目にはそう映らない――――。 | ||
- | </text> | ||
- | ---- | ||
- | <text> | ||
- | 576名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/22(金) 20:51:38.10 | ||
- | 深淵の細く白い脚を肩の上に担ぎ上げたれむっふが玄関に佇むしりりを振り返る | ||
- | 「ホモのしりりくんにはこんなにかわいい『深ちゃ』はもったいないれむね」 | ||
- | 目の奥に復讐心をたぎらせ、口角だけを吊り上げた凶暴な笑顔 | ||
- | 「大丈夫。『深ちゃ』のことはれむがこの通り、可愛がってあげてるからしりりくんは | ||
- | もう帰っていいれむよ」 | ||
- | |||
- | 押さえ付けるれむっふの体の下から必死に身を起こそうともがきながら叫ぶ深淵 | ||
- | 「違うの!これは違うの!……しりりくん!ん゙ぅッ(助けて)!?」 | ||
- | 最後まで言い終わる前に、再びしりりに背を向けたれむっふが深淵を押さえ込み | ||
- | 自分もその上に顔を落として唇を塞いだ | ||
- | すがるような目でこちらを見て手を伸ばそうとする深淵への未練を断ち切るように | ||
- | しりりは黙って踵を返し、そして後ろ手にドアを閉めて静かに立ち去る | ||
- | |||
- | 「しりりくん、帰っちゃったれむね」 | ||
- | 垣間見えた希望の後に再び訪れた絶望に打ちひしがれる深淵 | ||
- | そんな様子を満足げに見下ろしているうちにれむっふは有名な言葉を思い出した | ||
- | ――――傷心の深淵は、チョロい。 | ||
- | その言葉通り、すっかり従順になった深淵は身に着けた最後の衣類である下着を | ||
- | 剥ぎ取っていくれむっふの手を煩わせるようなことはなかった | ||
- | </text> | ||
- | ---- | ||
- | <text> | ||
- | 577名無しさん@お腹いっぱい。2019/02/22(金) 20:51:54.19 | ||
- | しりりが去った後、ずっと呆けたように無限遠に合わされたままだった深淵の目が | ||
- | れむっふの顔に向かってすうっと焦点を合わせる | ||
- | 「深ちゃのこと……構ってくれる?」 | ||
- | 涙で濡れた頬に乱れた髪を張り付かせた深淵がれむっふに向かっておずおずと | ||
- | 両手を差し伸べて、寂しげな微笑さえ浮かべながら、問う | ||
- | |||
- | (……こいつ、ヤバいれむ!) | ||
- | 本能的な恐怖を覚えてその手から深淵から、そしてベッドから飛びのくようにして | ||
- | 逃れるれむっふ | ||
- | (まさか、心を病んだ深淵がこれほどエロいなんて……こんなの、想定外れむ! | ||
- | 一瞬でも気を緩めたが最後、れむのほうが「深淵」に引き込まれそうれむよ……) | ||
- | 深淵は身を起こし、ベッド脇に足を下ろした | ||
- | 立ち上がった深淵が真っ白な裸身を薄暗い室内に浮かび上がらせて歩み寄る | ||
- | 深淵のエロさに気圧されて思わず後ずさったれむっふの膝がテーブルに当たり、 | ||
- | その上に置かれたティーセットがカチャリと音を立てた | ||
- | </text> | ||
- | ---- | ||
- | * 出典:[[https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1549288641/|【仲良子子吉】クッキー☆投稿者崇拝スレ【48】]] |